パーソナリティの起源

強迫性のパーソナリティを持つ人は責任感と義務感が強く、あまり変動のない時代にはとても高く評価される。しかし、現在のような変化の大きな時代には活躍しづらい、らしい。

 

強迫性のパーソナリティを持つと自覚する人間にはいきづらい世の中だけど、ではなぜこういうパーソナリティになったのか?

 

就職するとき、「大学まで行かせてもらったのだから社会に役立つ仕事につかねば」という義務感があった。この時点で既にこのパーソナリティになっていたのは間違いない。

 

さらに振り返ると、高校に進学した時点でも既に同じような考えをもっていたようにおも思える。

 

田舎のそれほど裕福とは言えない、高校卒業して地元で就職するのが妥当な家庭に生まれたのに、進学校に進み、仕送りもらって大学まで行かせてもらった。よって、その恩に報いるために社会に役立ってその成果を親に見せねばならない、と考えていたようだ。

 

ただ、ちょっとそれだけだと原因としては足りないように思える。

この本では、なぜかこのパーソナリティについては何が原因で発生するのかの記述がないので、今度何か他も当たってみよう。